タブレット活用してますか?

今、様々なタブレット端末が販売されていますが、活用されていますか?

種類やサイズも様々ですし、スマートフォンも年々液晶サイズが大きくなり、小型タブレットと遜色ないサイズが出てきています。

比較的価格が安く選択肢の多いAndroid系タブレットや価格はやや高額なものの人気の高いiPad、これからさらに伸びていくであろうWindows系タブレットなど、選択肢が多くこれから購入を考えておられる方にとっては迷う要因の一つではないでしょうか。

ITコンシェルジュも仕事柄触っておくべきという信念のもと、Android・iOS・Windowsそれぞれのタブレットを所持しています。

タブレット端末は所有している人によって利用方法は様々です。

反面、汎用性が高いだけにどのように利用すべきなのか迷ってしまい、購入下は良いものの殆ど利用していないといった方もいらっしゃるかもしれません。

ITコンシェルジュの利用例を少しずつ紹介していきたいと考えていますので、利用方法や購入時に迷っている方の参考になれば幸いです。

活用すると便利なアプリ

私たちの周りにはスマートフォンをはじめ、タブレットやパソコン等、様々なIT機器が存在します。

それらの機器は、それぞれに合ったアプリケーションを導入してこそ、便利な道具として活用することができます。

数えきれないアプリケーションの中から、ITコンシェルジュが特に便利だと思うものを不定期に紹介していこうかと考えています。

メール・インターネット等どの機器でも共通してよく使うアプリもありますが、今回は「Skype」を紹介したいと思います。

使ったことがある方もない方もいらっしゃるとは思いますが、インターネットへの常時接続環境下にあり、かつ、遠方同士の機器間におけるコミュニケーションアプリであり、昔から技術者同士の打ち合わせやメンテナンス時の会話用アプリとして愛用しているアプリです。

通常の電話に比べると通話品質は若干落ちますが、会話できないほどではなく、また、元々機器があればヘッドセット等比較的投資金額の少額機材を準備すれば、無料会話ができるとあり、ITコンシェルジュのような仕事をしていると何かと利用価値の高いものです。

カメラがある機材を利用すればテレビ電話と同じような使い方もでき、遠く離れた友人や親族同士のコミュニケーションツールとしても活用できます。

アプリも無料です(Skypeから固定電話へのダイヤル通話には別途費用がかかる)し、設定等も比較的簡単で、古いタイトルなだけにインターネット上でもかなりの情報が掲載されていて、使いやすいツールだと思います。

相手がいないと実感のわかないアプリですが、無料通話が出来たり、複数人が同時に会話に参加したりと便利な上、スマートフォン・タブレット・パソコン等豊富な種類の機器に対応していますのでインストールしていて(インストール後にアカウント取得を忘れずに)損はないと思います。

インストールも済み、必要な機材もそろったけど、通信相手がいないときは、Skypeを利用して会話を楽しむコミュニティで相手を探しても良いですし、ITコンシェルジュでよろしければ、練習相手をさせて頂きます。(事前にメール等にて日時調整をお願いします。)

ツールは自分で利用場面を作り活用してこその道具です。ぜひ、有効利用してください。

IT機器の故障率を考える

パソコンをはじめ、タブレットやスマートフォン等様々なIT機器が身の回りに存在しますが、機会である以上、不具合や故障といった状況とは切っても切り離せないのがIT機器です。

特にパソコンはノートやデスクトップに限らず、高価な買い物なだけに不具合や故障といった現象が出た場合、記憶に残りやすいため、故障しやすいといったイメージをお持ちの方も多いのではないかと思います。

不具合や故障の原因は様々ですが、年数劣化(稼働時間の増加による劣化)は3~5年程度の部品が多いことをご存知でしょうか。

テレビや冷蔵庫に比べると使用期間に比例して故障率が大きくなるため、割り切りも大切なのです。

もちろん、こういった目安よりも短い期間で故障する場合も目安以上に故障なく稼働する場合もあり、一概には言えないのですが、目安を知っておくことは、同時にIT機器を活用する上で、買い替え時期等を知ることにもなるため、重要な情報かと思います。

また、日本製品にくらべ海外製品の方が故障が多いイメージをお持ちの方も多いと思いますが、こういった目安に照らし合わせると、極端に大きな差がある訳ではないということも知ることができます。

使用期間の目安を考えれば、初期費用の大きくなりやすい国内製品よりも海外製品の方がコストパフォーマンスに優れるといったケースも珍しくないのです。

もちろん、海外製品といっても全てが当てはまるわけではなく、信頼のおけるメーカーなのかどうかという情報も欠かせません。

基本的には市場シェアの大きいメーカー製品ならば、使用期間目安に十分水準的に納得できるケースも多いため、安いだけが選択の決定的な要素になる訳ではありません。

もっともこういうふうに並べると、国内製品よりも海外製品を購入した方がお得感があるようにも聞こえますが、リスクも当然存在します。

特にIT機器に慣れない人にとって切実なのはメーカーサポートの優劣ではないでしょうか。一般的にやはりこういった面は国内メーカーの方が充実してるケースが多いことは否定できません。

その為、初期費用を抑え、適正期間しっかりIT機器を使いこなすためには、故障等に対するリスク対策の知識と、メーカーサポートに頼らなくてもある程度のことは即対処できる存在を押さえておくことが大切です。

身近な友人・知人でも構いませんが、心当たりがない方はITコンシェルジュのような、「専門職」の人間と契約することを念頭に置かれることが結果的に導入費用や運用費用を抑えることにつながるのです。

ITコンシェルジュは基本的にできる限り一度手にした機材は使い続けて頂きたいと考えています。安易な買い替えも一つの選択肢なのですが、できることなら不良部品等の交換等を活用し、手になじんだ道具をトコトン使いこなして頂きたいのです。

ITコンシェルジュ自身が自分の機材はできる限り使い倒す性格だからこそ、自身の利益よりも長く使うことによるスキルアップ等に重きを置いた活動をしています。

故障に限らず、使い方等についてもできる限りローコストを念頭に置いた案内を心がけておりますので、使い方が分からないから放置するのではなく、ITコンシェルジュを使い、自分自身のスキルを身に付けて頂きたいと思っています。

IT機材を全く使用しない生活は難しいと思います。だからこそ、試用期間の目安に合わせ、少しずつ予算を確保しておき、いざというときに困らないように備えつつ、新しいものにスムーズに移行できるだけのスキルや知識を身に付ける意識をもって、便利なIT機器をより便利に使いこなして頂きたいと考えています。

スマホライフを楽しむために必要な知識

先月iPhoneの新機種が発売開始となり、各社のスマホ冬モデルも発表され出しましたが、これからスマホ利用を考えておられる方も、現状利用してる方も自分自身の使い方について一度見直した方が良いかもしれません。

各キャリアともに通信速度も一昔前に比べると格段に速くなり、スマホそのものの性能も向上し、ますます便利になってきました。

通勤時間やちょっと空いた時間に暇をつぶすのも、仕事でバリバリ利用することもできる機材ですが、一つだけ注意しておくべき点があります。

それは「通信制限」についてです。

最新機種の殆どは7GB制限というのがあります。

これは、スマホで通常のメールやブラウジングをするだけならばほとんど意識しなくてよいのですが、画像を添付したメールを頻繁に利用したり、映像コンテンツを続けてみたり、テザリングを利用してデータ通信を多用したりしていると意識するべき内容となります。

通信制限を恐れるあまり、利用まで制限するのは本末転倒ですが、反面、無計画に利用しているとある日突然「遅くなる」といった状況に陥る可能性があるのです。

また、バッテリーもちの問題もあります。無駄設定をそのままにしておくとスマホは予測よりもずっと早く電池切れを起こしてしまいます。

自分自身のスタイルに合った適正利用とは何かを常に意識しつつ、快適なスマホ活用を目指しましょう。

(何をどう確認すればよいか分からないときは遠慮なくITコンシェルジュに声をおかけください。)

iPhone5sを使い始めて

発売日当日には手に入れられませんでしたが、翌週には届き利用始めて10日ほど過ぎましたが、新しいiOS7にアプリの方がまだまだ対応しきれているとは言えないようです。

ITコンシェルジュが良く利用しているアプリに限り、「起動しない」「すぐ落ちる」といった傾向は殆どありませんが、利用中に反応が鈍くなるといったような傾向は確認できました。

iOS6までは軽快に動作していたアプリにおいて鈍くなる、遅くなるといった現象が発生するのは、64ビット環境にアプリが適応しきれていないことが原因かと考えています。

反面、明らかに動作がなめらかだったりといった傾向も確認できていますのでこちらはハードとしての性能向上が功を奏しているのだと思います。

まだまだトータル的にはiPhone5sの性能を十分発揮できる環境がそろっているとは言えませんが、アプリ側の開発・修正が進むにつれ、実感できるようになると思われます。

ハードウェアの性能を十分に引き出せる、魅力あるアプリがこれからもどんどん出てくることを期待しています。

新しいiPhoneとiOS7

先週から出荷が始まったiPhone5sとiPhone5cですが、今まで利用してきたiPhone4sをiPhone5sに機種変更しようと発売日当日に馴染みの店に行ったのですが、64GBモデルが入荷しておらず(実用重視でカラーまでは)、お預け状態が続いています。

まあ、予約をした店舗には「もしかしたら当日入荷はしないかも」と考えていただけに予測が当たっただけなので、のんびり待つことにしました。

ただ待つだけでは仕方がないので、iPhone4sにiOS7を導入することにしました。

便利になったところも不便になったところもありますが、ITコンシェルジュとしては、利便性の方が勝るように思います。

特にコントロールセンターについては今までの操作性を十分補完しているといえるだけの利便性を感じます。

全体的なデザインが一新され、最初こそ戸惑うかもしれませんが、修正が入るにつれ不便だったところも修正される可能性も大きいので、今まで以上に使い込めるよう利用していきたいと考えています。

最後に、アプリにはiOS7上では正常に動作しないものも少なくありませんので、iPhone5以前のデバイスでアップデートするのはもう少し様子を見た方が無難かもしれません。(逆にiPhone5cやiPhone5sから利用を始めた方は動作しないアプリについては素直にバージョンアップを待ちましょう)

実生活とインターネットの世界

最近、ツイッターやSNS等のインターネット上のサービスに不適切情報が掲載され、結果、店舗棟の経営に影響が出ているといったニュースがひっきりなしです。

インターネット上のコミュニケーションも日常の中でのコミュニケーションも本質は変わらないのに、なぜ、こういった問題が多いのでしょうか。

元々、インターネット上での不適切情報の掲載や暴言といったような問題は、ずっと以前からありました。

近年、利用できるサービスが増え、メディアで取り上げられる度、問題の存在だけは目にするのですが、「本質」や「大切な事」を理解していないのが問題のように思います。

そして、最も問題なのは「正しい知識」を学ぶ機会がないことではないでしょうか。

メディアで報道されている内容のほとんどは、若者による不適切情報の掲載が殆どです。

学校でも多少はパソコンに触れたりといった授業もあるようですが、「操作」を覚えただけではこの問題は解決になりませんし、子供向けのパソコン教室があるわけでもありません。(厳密にはあったとしても「操作」が中心になるでしょう)

ITコンシェルジュにも小学校高学年の子どもがいますので、将来が心配です。

ですので、ITコンシェルジュは自分の子どもに「インターネット」や「IT」とどうやって付き合っていくのかを教えていこうと決めました。

今はまだ「子供向け」の指導としての方向性について悩む部分もありますが、さっそく今月から取り掛かってます。

インターネットやITについて、改めて向き合い何が大切なのか、何に注意しながら利用すべきなのか、今だからこそ考えてみませんか?

技術者との打ち合わせ時の注意(その2)

色々な場面で、「技術者」と話す機会は多いかと思います。

それぞれの分野での特定の知識や技術を持った「技術者」と呼ばれる人々との打ち合わせや話をする上で、技術者ではない人が注意しておくべきことがあります。

「専門の知識や技術を持っている人は、プライドも高いことが多い」

ということです。これは特に問題があるわけではなく、むしろ技術者ならば多かれ少なかれ持っておくべきものだとITコンシェルジュは考えています。

もちろん、自分自身のプライドを表に出す人、出さない人がいますので、分かりにくいかと思いますが、基本的に「技術」を身に着けるということを考えると、その人なりの努力や時間がかかっているであろうとは想像しやすいかと思います。

そんな「技術」に対して自身も自負もまったくもっていない人がいるとすれば、その人は「技術者」には向いていないのではないでしょうか。

また、苦労して身に着けた「技術」を生活の糧にしていますので、ついつい身に着けたものがそのままでてしまう、つまり「分かり辛い話」が多くなりがちなのも少なくないかと思います。

あと、「技術者」はどちらかというと裏方な職種が多いため、人に褒められたり喜ばれたりといったことに敏感です。つまり、自分自身の身に着けた「技術」を認めてもらうことに意義を感じると言い換えてもよいでしょう。

一般の人から見ると付き合い辛いと感じるかもしれませんが、「技術者」のツボさえ押さえておけば意外とトラブルを避けられるものです。

例えば、自分が技術者にある機能を持ったプログラムを制作依頼したとしましょう。何度か打ち合わせはしたものの、技術者からあがってきたプログラムは自分がイメージしていた機能を持つプログラムとは異なっていたということも実は珍しくないのです。

ではなぜこのようなことになるかというと、

①技術者は話下手

②依頼者と技術者の間でうまく伝達が行われなかった

③上記の理由を踏まえ、技術者が独自の判断でプログラムを制作した

といったことが考えられます。

③が原因だった場合、これは技術者の善意が欠点として浮き彫りになっただけで本当の意味での失敗ではないのですが、結果しか見ない依頼者の場合、その提出されたプログラムだけを見て、制作者を激しく非難することもあるかと思います。

ですが、ITコンシェルジュに言わせれば、その非難は間違いであるといわざるを得ません。

意思疎通や伝達のミスならばそれはお互いに原因はあるでしょうし、何より、技術者は自分の持てる知識と経験を活かし、その上時間をかけてプログラムを完成させているのであり、たとえそのプログラムのイメージが依頼者のイメージと異なっているとしても頭ごなしに否定や避難をすれば技術者が投げ出したとしても不思議ではないと思うのです。

技術者の技術とはまさに血と汗との結晶であり、時間をかけて制作したものは必ず評価すべき点があるはずです。

まずはその点について認め、褒めてください。その上で自分自身のイメージと異なる点を修正してもらうよう依頼すれば技術者とのトラブルはぐっと減ると思います。

一番トラブルを少なるするには、依頼者と技術者の間にITコンシェルジュのようなSE経験のある人間を挟むことです。費用という面では多少増えるでしょうが、開発案件だと大きなトラブルを抱え込む前に多少の費用をかけた方がより良い結果につながるはずです。

どうしても「技術者」と話をすると喧嘩になるとか、トラブルになりやすいと思う点がある人は、一度「相手の立場に立ってみる」ことをお勧めします。

一度信頼関係を構築した技術者ほど頼りになり、付き合いやすい人種も珍しいと思うので・・・

技術者との打ち合わせ時の注意(その1)

ここで言う「技術者」とは、プログラマーやSEだけではなく、IT系営業職や売り場での店員も含めた、所謂「IT関連に携わることを職業としている人」だと考えて下さい。

企業や個人に関わらず、技術者と話す機会は意外と多いのではないでしょうか。

「技術者」と話したとき、「自分の考えが伝わっていない」ような気がしたことはありませんか?

ITコンシェルジュは10年以上、顧客や「技術者」との間に立った立場を経験していますので、仕事の依頼者である「顧客」立場の人と依頼を形にする「技術者」立場の人との間に生じやすい「すれ違い」について理解しているつもりです。

今回は依頼者の立場に立ったときの注意事項についてです。

「技術者」の発言は「専門用語が並び、理解し辛い」ことがあります。

また、依頼者の要望を素にして形にしたはずなのに、成果物(形がある内に関わらず)を見たときに、依頼者が「しっくりこない」ことがあります。

こういった問題の多くは、

・依頼者側が「分からない」「恥ずかしい」という気持ちから技術者に遠慮してしまい、十分な打ち合わせができていない。

・技術者が依頼者のITスキルを自分自身と同レベルと勘違いしている。(無意識の場合もある)

・技術者が依頼者にとって「良かれ」と思い、打ち合わせ時に無い内容まで形にしてしまった。(経験豊富な「技術者」ほど陥りやすい)

などが考えられます。

つまり、「コミュニケーション(能力)不足」が原因の場合が殆どです。

今まで話したことも無い人間同士が一つの形を作ろうとするのですから、どんなに気を配ったつもりでも、100%お互いが納得した成果物が出来上がることは希なことかもしれません。

依頼者も技術者も「お互いのことを理解しようとする」気持ちを忘れたとき、「すれ違い」が大きな問題に発展するのでは無いでしょうか。

自分自身が「依頼者」の立場の場合、まずは自分自身が納得できるまで「伝える努力をする」「質問する」姿勢が大切です。(もっともこれは「技術者」の立場でも大切なことです。)

時間のとれる限り、「話し合う」ことが結果的に良い成果物に繋がるのです。

不安や恥を感じる心を意識しても、その気持ちを棚上げし、「自分の考えを理解してもらう」ことに集中しましょう。

今回は依頼者の立場の時での注意事項をまとめてみました。

次回は「技術者心理(トラブルが起きた場合の対処例)」についてまとめてみたいと思います。