IT機器の故障率を考える

パソコンをはじめ、タブレットやスマートフォン等様々なIT機器が身の回りに存在しますが、機会である以上、不具合や故障といった状況とは切っても切り離せないのがIT機器です。

特にパソコンはノートやデスクトップに限らず、高価な買い物なだけに不具合や故障といった現象が出た場合、記憶に残りやすいため、故障しやすいといったイメージをお持ちの方も多いのではないかと思います。

不具合や故障の原因は様々ですが、年数劣化(稼働時間の増加による劣化)は3~5年程度の部品が多いことをご存知でしょうか。

テレビや冷蔵庫に比べると使用期間に比例して故障率が大きくなるため、割り切りも大切なのです。

もちろん、こういった目安よりも短い期間で故障する場合も目安以上に故障なく稼働する場合もあり、一概には言えないのですが、目安を知っておくことは、同時にIT機器を活用する上で、買い替え時期等を知ることにもなるため、重要な情報かと思います。

また、日本製品にくらべ海外製品の方が故障が多いイメージをお持ちの方も多いと思いますが、こういった目安に照らし合わせると、極端に大きな差がある訳ではないということも知ることができます。

使用期間の目安を考えれば、初期費用の大きくなりやすい国内製品よりも海外製品の方がコストパフォーマンスに優れるといったケースも珍しくないのです。

もちろん、海外製品といっても全てが当てはまるわけではなく、信頼のおけるメーカーなのかどうかという情報も欠かせません。

基本的には市場シェアの大きいメーカー製品ならば、使用期間目安に十分水準的に納得できるケースも多いため、安いだけが選択の決定的な要素になる訳ではありません。

もっともこういうふうに並べると、国内製品よりも海外製品を購入した方がお得感があるようにも聞こえますが、リスクも当然存在します。

特にIT機器に慣れない人にとって切実なのはメーカーサポートの優劣ではないでしょうか。一般的にやはりこういった面は国内メーカーの方が充実してるケースが多いことは否定できません。

その為、初期費用を抑え、適正期間しっかりIT機器を使いこなすためには、故障等に対するリスク対策の知識と、メーカーサポートに頼らなくてもある程度のことは即対処できる存在を押さえておくことが大切です。

身近な友人・知人でも構いませんが、心当たりがない方はITコンシェルジュのような、「専門職」の人間と契約することを念頭に置かれることが結果的に導入費用や運用費用を抑えることにつながるのです。

ITコンシェルジュは基本的にできる限り一度手にした機材は使い続けて頂きたいと考えています。安易な買い替えも一つの選択肢なのですが、できることなら不良部品等の交換等を活用し、手になじんだ道具をトコトン使いこなして頂きたいのです。

ITコンシェルジュ自身が自分の機材はできる限り使い倒す性格だからこそ、自身の利益よりも長く使うことによるスキルアップ等に重きを置いた活動をしています。

故障に限らず、使い方等についてもできる限りローコストを念頭に置いた案内を心がけておりますので、使い方が分からないから放置するのではなく、ITコンシェルジュを使い、自分自身のスキルを身に付けて頂きたいと思っています。

IT機材を全く使用しない生活は難しいと思います。だからこそ、試用期間の目安に合わせ、少しずつ予算を確保しておき、いざというときに困らないように備えつつ、新しいものにスムーズに移行できるだけのスキルや知識を身に付ける意識をもって、便利なIT機器をより便利に使いこなして頂きたいと考えています。

WindowsXPはいつまで利用できる?

パソコンショップ等に行くと目につく場所に「Windows8」乗り換えキャンペーンとか「WindowsXPサポート終了」といった文句が貼ってあります。

現在WindowsXPを利用中の方が自分のパソコン活用範囲で特に問題を感じていない場合、乗り換え検討はどのくらい考えないといけないことなのでしょうか?

これについては正解があるとは言い辛いとITコンシェルジュは考えています。

もちろん、よりベターな選択という意味では古いOSよりも新しいOSの方が良いですし、何よりMicrosoftのサポートが切れると修正プログラム等が更新されなくなりますから、安全にパソコンを活用したいと考えるなら新しいOSしか選択肢がありません。

ただ、WindowsXPが動作しているパソコンのほとんどはハードウェアの性能問題により、OSだけ新しくしても動作が鈍くなって使い辛くなる、新しいOSがインストールできないといった問題があるでしょう。

つまり、パソコンごと買い替えるケースが多いということになります。もちろん、OSだけ入れ替えても動作が遅く感じられないくらいの性能を持ったパソコンでWindowsXPを利用中といったケースもありますので、これまた、単純に本体ごと買い替えなければならないといったことでもありません。

パソコンは決して安い買い物ではありませんが、あくまで「消耗品」であることは念頭に置いておくべきですし、高い買い物である以上、しっかり「使い込む」ことが大切ではないかと思います。

正しい知識と正確な現状把握を手にすることで、最も効果的な費用投資と運用が可能になります。

WindowsXPはパソコンの利用台数内ではかなりの割合を占めているOSです。単純に買い替えられるだけの予算がある方は、買い替えの検討をしておけば間違いないと思います。

逆に予算をかけたくない、かけれない場合は正しい情報が必要です。

今回の「WindowsXPのサポート終了」は「WindowsXPの利用を終了しなければならない」とはイコールではありません。ただ、「安全なパソコン利用がより難しくなる」ということです。

Microsoftのサポートは来年4月に終了予定ですが、終了後、周辺機器のすべてが突然WindowsXPでは利用できなくなるということではないのです。

自己責任範囲でWindowsXPを利用し続けること自体は悪いことではないのです。

但し、利用し続けることでのリスクはしっかり頭に入れておく必要があります。この情報をしっかり手に入れておかないとのちのち大きなトラブルになる可能性もあるからです。

ショップ等はパソコンを売ることが仕事です。ですので、安直に買い替えを前面に出します。ただ利用するだけなら買い替えることが最もリスクを減らす第1歩であることは間違いないのですから・・・

ITコンシェルジュは「安直に新しいものを進める」ことを良しとはしたくないと考えています。

一人一人の状況や知識レベルを踏まえ、一人一人に最適な提案をしていくつもりです。

少しでも迷ったり、疑問に思うことがあれば、ITコンシェルジュのような人間に相談して、問い合わせて頂きたいと思っています。

より満足度の高いパソコン活用を目指して・・・

スマホライフを楽しむために必要な知識

先月iPhoneの新機種が発売開始となり、各社のスマホ冬モデルも発表され出しましたが、これからスマホ利用を考えておられる方も、現状利用してる方も自分自身の使い方について一度見直した方が良いかもしれません。

各キャリアともに通信速度も一昔前に比べると格段に速くなり、スマホそのものの性能も向上し、ますます便利になってきました。

通勤時間やちょっと空いた時間に暇をつぶすのも、仕事でバリバリ利用することもできる機材ですが、一つだけ注意しておくべき点があります。

それは「通信制限」についてです。

最新機種の殆どは7GB制限というのがあります。

これは、スマホで通常のメールやブラウジングをするだけならばほとんど意識しなくてよいのですが、画像を添付したメールを頻繁に利用したり、映像コンテンツを続けてみたり、テザリングを利用してデータ通信を多用したりしていると意識するべき内容となります。

通信制限を恐れるあまり、利用まで制限するのは本末転倒ですが、反面、無計画に利用しているとある日突然「遅くなる」といった状況に陥る可能性があるのです。

また、バッテリーもちの問題もあります。無駄設定をそのままにしておくとスマホは予測よりもずっと早く電池切れを起こしてしまいます。

自分自身のスタイルに合った適正利用とは何かを常に意識しつつ、快適なスマホ活用を目指しましょう。

(何をどう確認すればよいか分からないときは遠慮なくITコンシェルジュに声をおかけください。)