文章能力とは情報の受発信能力ではないかと思うのです。そしてこれを真だとすると、文章能力を鍛えるということは、仕事だけではなく、コミュニケーション能力や想像力にまで影響する、つまり「生きる」力だといえるような気がします。
そんな文章能力を少しでも伸ばしてもらいたいと思い、前々から「本を読みなさい」とは言ってきたものの、本人に興味がないと中々続きません。
私自身、小説を読んだりすることが好きなので、自分の子どもにも「本を読むこと」を好きになってもらいたいのですが、自分自身の小さなころのことを思い返してみれば・・・確かに読んでなかったなぁと・・・
子どもならば漫画が嫌いな子供はそう多くないとは思いますが、活字中心の小説などとなると中々居ないかもと思ったりもします。
自分自身も中高生くらいのときに友人に借りた小説を読んでみたのがきっかけでドンドン「読む」楽しさを覚えたと思うので、焦らなくてもいいのではと思う反面、「生活力を鍛える」ということを考えると今から鍛えた方が本人のためだとも思えるのです。
結果、ITコンシェルジュ宅では「一言日記」を実践させることにしました。一日のことを200時以上で毎日書いていく・・・
あまり長文をいきなり書かせても長続きしませんし、毎日書ける量として取り決めました。
ただ、文章とは書くだけでは中々能力として伸ばし辛く、「他人に見てもらう」こと、評価されることで伸びるものだとも思うのです。
そこで、今回は自由に書かせている日記を「ブログ」としてまとめてみようと考えています。
たくさんの人に見てもらうことはないでしょうが、「ブログ」という形でまとめることで
・意見ももらいやすい
・見られているという意識が働く
・近い将来避けられないインターネットの世界へのかかわり方を今のうちから学ばせる
といった効果が見込めると考えています。
また、文章とは読み手によっては異なった意味としてとらえられたり、中々自分の思いが伝え辛かったり、人を傷付けたり、逆に人を励ましたりという様々な面をじかに感じさせることができればと思っています。
本人たちにブログ運用を任せるのはまだ早いと思っていますので、日記を書くことだけに専念させ、コメントを受けたり連絡があったりしたらその内容を伝えていこうと考えています。書いた日記の内容そのものをチェックしてからでないと気軽にアップもできませんし・・・
ゆくゆくはそのブログから自分自身のお小遣いを稼げるくらいになってくれればと考えています。