パソコンショップ等に行くと目につく場所に「Windows8」乗り換えキャンペーンとか「WindowsXPサポート終了」といった文句が貼ってあります。
現在WindowsXPを利用中の方が自分のパソコン活用範囲で特に問題を感じていない場合、乗り換え検討はどのくらい考えないといけないことなのでしょうか?
これについては正解があるとは言い辛いとITコンシェルジュは考えています。
もちろん、よりベターな選択という意味では古いOSよりも新しいOSの方が良いですし、何よりMicrosoftのサポートが切れると修正プログラム等が更新されなくなりますから、安全にパソコンを活用したいと考えるなら新しいOSしか選択肢がありません。
ただ、WindowsXPが動作しているパソコンのほとんどはハードウェアの性能問題により、OSだけ新しくしても動作が鈍くなって使い辛くなる、新しいOSがインストールできないといった問題があるでしょう。
つまり、パソコンごと買い替えるケースが多いということになります。もちろん、OSだけ入れ替えても動作が遅く感じられないくらいの性能を持ったパソコンでWindowsXPを利用中といったケースもありますので、これまた、単純に本体ごと買い替えなければならないといったことでもありません。
パソコンは決して安い買い物ではありませんが、あくまで「消耗品」であることは念頭に置いておくべきですし、高い買い物である以上、しっかり「使い込む」ことが大切ではないかと思います。
正しい知識と正確な現状把握を手にすることで、最も効果的な費用投資と運用が可能になります。
WindowsXPはパソコンの利用台数内ではかなりの割合を占めているOSです。単純に買い替えられるだけの予算がある方は、買い替えの検討をしておけば間違いないと思います。
逆に予算をかけたくない、かけれない場合は正しい情報が必要です。
今回の「WindowsXPのサポート終了」は「WindowsXPの利用を終了しなければならない」とはイコールではありません。ただ、「安全なパソコン利用がより難しくなる」ということです。
Microsoftのサポートは来年4月に終了予定ですが、終了後、周辺機器のすべてが突然WindowsXPでは利用できなくなるということではないのです。
自己責任範囲でWindowsXPを利用し続けること自体は悪いことではないのです。
但し、利用し続けることでのリスクはしっかり頭に入れておく必要があります。この情報をしっかり手に入れておかないとのちのち大きなトラブルになる可能性もあるからです。
ショップ等はパソコンを売ることが仕事です。ですので、安直に買い替えを前面に出します。ただ利用するだけなら買い替えることが最もリスクを減らす第1歩であることは間違いないのですから・・・
ITコンシェルジュは「安直に新しいものを進める」ことを良しとはしたくないと考えています。
一人一人の状況や知識レベルを踏まえ、一人一人に最適な提案をしていくつもりです。
少しでも迷ったり、疑問に思うことがあれば、ITコンシェルジュのような人間に相談して、問い合わせて頂きたいと思っています。
より満足度の高いパソコン活用を目指して・・・